ラクアーユ バスソルト
開発秘話スペシャル対談

蝶々 × アスパック企業株式会社
代表取締役　朝比奈学之さん

蝶々プロデュース【ラクアーユ】
シリーズ第2弾として、
待望のバスソルトが登場します！
なんと立案から実際に製品が完成するまで
約5年の月日を費やしたという、
蝶々渾身の逸品。
今回は発売を記念して、
蝶々とタッグを組み試行錯誤の上
今回のバスソルトを生み出した
朝比奈学之さんとのスペシャル対談が実現。
対談を通じて、
蝶々の商品にかける熱い思いや、
朝比奈さんの謹厳実直に商品開発に
向き合う姿勢が垣間見えました。

5年の歳月を経て至高のバスソルトがついに完成！
〝エルサレム〟が紡いだ奇跡の体験

蝶々ついに、ついに、完成しました！　ここまで来るのに、本当に時間がかかったし大変でしたね。〝入浴剤〟を作りたい、と朝比奈さんに相談してからもう5年が経っただなんて！　試作を何度も繰り返すもなかなかピンとくる商品にたどり着けず…でもどうしても納得のいく商品が作りたかったんです。

朝比奈さん（以下敬称略）そうですね、最初は液体タイプの入浴剤にしてみたり、別の成分をメインに使用してみたりと、かなり紆余曲折を経ました。何度か試作を提案したのですが、蝶々さんからは「肌当たりのまろやかさに欠ける」「香りが弱い」「もっとパンチが欲しい」など、いろいろなリクエストをいただきました。

蝶々そこから現在の「ラクアーユ バスソルト」にたどり着けたのは、去年エルサレムに再び引き寄せられたという体験が大きかったのかも。私は過去に3度エルサレムに行ったことがあるのですが、当時〝エルサレムに行った方がいい〟という電波を感じ、吸い寄せられるように旅をしたんです。宗教や紛争などさまざまな歴史が渦巻く、得も言われぬ切実な美しさに感動したことを、今でも鮮明に覚えています。そして、昨年娘が8歳の誕生日を迎えるに当たり「7歳の誕生日はどうしてもエルサレムで迎えないといけないと感じたの。だから絶対に連れて行ってほしい」と懇願され（彼女も電波を感じたのかなと思います）、再びエルサレムの地を訪れることに。月日を経てもなお同じ地に、娘に引き合わされたことで〝強いご縁〟を感じました。

朝比奈まるで伏線回収のような旅だったんですね。

蝶々久々に訪れたイスラエルの地を巡りながら「あ、そういえばここにも行ったことがあるな」とか「懐かしいわ」など、当時のことをいろいろと思い出しました。そしてこの旅の中で特に衝撃的な感覚をおぼえたのが、死海に入ったとき。背負っていた重たいものから解放されたような、背中が5センチくらい薄くなった気がする程悪い気が抜けていくような…なんとも言えない浄化体験をしたんです。要らないものがそぎ落とされて、身体全体が軽くなるという不思議な感覚を得て、ビビッときました。入浴剤にこの〝死海の塩〟を使ったら、自宅でも手軽に浄化体験ができるのでは！　と

朝比奈そこからは話が早かったですよね。死海の塩って〝抜ける〟パワーが強いんですけど、肌への刺激は通常の塩に比べて比較的少ないんです。そこに、さらにリラックス効果の高いことでも知られている、日本古来から愛されている成分のひとつであるクローブ（丁子）の葉の精油をブレンドすることを提案させていただきました。アーユルヴェーダでも使用されることが多く、冷えを消散したりリンパ液を浄化してくれる効果があるんです。また、マリファナなどに含まれるβカリオフィレンを含んでいて、免疫系を落ち着かせる効果や、鎮痛効果、血管保護作用があったりなど、本当に有能な効果ばかりで。

蝶々それを聞いて、私も大賛成でした。クローブは、ふだんから料理やホットワインなどに使っているスパイスなのですが、体を温める効果が高いですよね。また、北海道に私が好きな宿ベスト3に入る山の温泉宿があるのですが、そこの靴下にもクローブが織り込まれていて！　私自身も、知らぬ間にクローブの力に魅了されていたんです。それを朝比奈さんが上手く汲んでくれて。

朝比奈また、蝶々さんがパワースポットとされている伊勢神宮に最も近い、三重県多気郡のヒノキの精油もプラスしました。〝気が多い〟と書く土地なだけあって、蝶々さんも多気郡の森林を訪れると〝気が充電される〟とおっしゃっていましたよね。ヒノキという日本人になじみのある精油を足すことで、森林浴をしているような、心からリラックスできる香りと温浴効果を実現することができました。

蝶々朝比奈さんはスリランカでアーユルヴェーダに特化したホテルを経営していらっしゃるから、人をリラクゼーションさせることに精通されていて。その点もとても信頼を置いています。実は朝比奈さんが開発担当してくださっている【ラクアーユ】シリーズも、スリランカのアーユルヴェーダという意味。
私自身はもっと死海の塩を主張した〝バキン！〟と抜けるようなアイテムを作りたかったのですが、日本人には少々肌当たりなどが刺激的すぎるかも？　という意見もあって。朝比奈さんがクローブやヒノキの精油をブレンドしてくださったことで、まろやかに〝日本ナイズ〟されました。肌当たりも香りも優しくなり、たくさんの人に受け入れてもらえるような製品になったのではと思います。

コロナ禍を経た社会に警鐘を鳴らす！
現代人は〝リセット力〟が弱すぎる

蝶々都会に住んでいる人はとにかくたくさんの人に会うので、いろんなパワーをもらいすぎる〝エネルギー太り〟をしていると思うんです。私は今地方都市に住んでいるのですが、東京の人達に会う度に「重っ！」と感じてしまいます。エネルギーが蓄積してしまうことで、その人を取り巻く空気が淀んでしまったり、ストレスで心が折れてしまったり…。なので、定期的に〝抜く〟作業が必要。特に現代人は〝抜く〟ことを疎かにし過ぎていて、そのことに対して強い危機感をおぼえます。
それでもまだ、女性はリセットが上手で、友人とおしゃべりをすることで毒を吐いたり、ショッピングをしたりなどリフレッシュをする方法をたくさん知っています。また、月に1回生理が来るので身体的にも強制的にリセットされるのですが、特に危険なのは男性！　現代社会に揉まれて〝どす黒い〟空気をまとっている方が多い気が。成れの果てにみんな精神的に滅入ったり、癌とか心筋梗塞でコロッと倒れてしまう…そのような悪循環に、コロナ禍を経て拍車がかかっていると感じます。だから、せめて入浴時間だけでも自分をリセットする時間にして、前を向けるように整える空間であってほしい。そんな現代社会を生きる人たちに向けた入浴剤を緊急で作らねば、と焦燥にかられたんです。ここ2～3年、ラジオや講演会で女性から「彼氏や旦那が〝淀んで〟いるので、なんとかしたい！」という声も多く寄せられるようになりました。この「ラクアーユ バスソルト」にご自身はもちろん、特にリセット方法を知らないパートナーの方もぜひ〝浸けて、抜いてあげて〟欲しいんです（笑）。

朝比奈実はコロナ禍以降、都会の人のお風呂の時間が長く、頻回になったと聞きました。一日中リモートワークをしていると、気持ちを切り替える方法が〝入浴〟ぐらいしかないのだそうです。中には1日に3～4回も入る人もいるとか。この入浴剤はもちろん毎日使ってもいいものですが、せめて週に1回〝日常化できる温泉〟として楽しんでもらえたらうれしいです。15～20分程浸かるのが理想的ですが、湯船に浸かるという行動自体が癒しでもあるので、時間がないときはサッと5分間くらいでも充分効果的です。

蝶々軽く汗をかけたら理想的ですけどね。
1回の使用量の目安が約50gなので、1つでだいたい5回分くらいは使えますよね。朝比奈さんはお風呂のお手入れもしやすいような工夫もしてくださいました。

朝比奈死海の塩は塩化ナトリウムを多く含むため、そのまま使用してしまうと湯船を傷めてしまったり、追い炊き機能を使うことで配管・給湯器等を故障させる原因になることも。そこで、一度濃縮脱塩して塩化マグネシウムの状態にすることで、それらを回避できるようにしました。

蝶々最近、塩化マグネシウムを使用している入浴剤が増えてきた気がするのですが、どんな効能があるんですか？

朝比奈塩化マグネシウムは海水の成分で、水に溶けやすく経皮吸収も高いといわれています。保湿効果や温浴効果が高く、入浴後も体の芯から温まった状態が長く続くんです。なので、入浴剤にぴったりの成分といえます。

サスティナブルな素材＆温かみを感じるデザインで
人にも環境にも優しさと安らぎを提供

朝比奈今まで発売されてきた【JUICY LOVE】シリーズなどは、女性に向けたイメージのデザインだったように思うのですが、今回のパッケージデザインはどのような基準で選ばれたのですか？

蝶々今回は〝家族で使える〟バスソルトであることをパッケージからも伝えたく、香りと同じ森林浴をイメージした爽やかなグリーンのデザインを採用しました。一般的な入浴剤にありがちな、ただおしゃれさを追求しただけのものではなくて、もっと深いところにも届くヒーリング効果ももたらすような。朝比奈さんは、容器にガラス素材を提案してくださいましたね。

朝比奈ガラス素材ならではのどっしりとした重厚感というか、高級感を出したくて。また、最近化粧品でも再生可能プラスチックが多く採用されていますが、リサイクルしやすいのは圧倒的にガラスなんです。今回はそういった環境面も考えて、よりサスティナブルなガラス瓶にしました。

蝶々そうなんですよね。JUICY LOVEの化粧水や美容液も、同じ理由からガラス瓶を使わせてもらっています。この商品も、バスルームに置いておくだけでも癒されるし、インテリアとしてもリッチな感じも出ますよね。ついつい毎日手に取りたくなるような製品ができたと思っています。

身も心もリフレッシュできるバスソルトで
すっきり軽やかな生活を後押し！

蝶々現代人は常に〝ハードモード〟で生きている人が多く、気がつくと身体が重たくなっていたり、疲れが溜まっていたりしているはず。意識的に抜く作業が必要なのですが、東京は街全体がそうだから、みんな気がつかない状態になっているっていうのも恐ろしい現象。なので、せめてお風呂で溜まったエネルギーを効率的に放出してほしい！「ラクアーユ バスソルト」を入れた湯船で週に1度でも芯から温めデトックスする時間を設けていただければ、心も体にたまったオリや重さも、少しずつ排出しやすい体になっていけるはず。そうやって前向きに生きるみなさんをサポートできたら、と心から願っています。疲れ切った現代人を優しさと温かさで包み込む「ラクアーユ バスソルト」。他のバスソルトでは感じられない極上の〝スッキリ感〟と〝抜け感〟を、ぜひご自宅でご堪能ください。