スペシャル酵母が！化粧品に導入！

女体を助ける酵母の力

蝶々もともと最初にCCクリームを開発した時期（2009年前後）は酵素に注目していました。万田酵素さんを取材した時、畑で本当に野菜がいきいきしていて、酵素の力が細胞を新鮮にすることもわかりました。でも、そのあと自分が母親になって、今度は酵母のすごさを実感するようになったんです。
40歳過ぎで、子育てでハイパーな娘につきあって、毎日掃除して、食事も丹精込めて作り、仕事もその時々で、一気につめてやっています。そんな日々のためには、自分が一番元気で、鈍っていないことが大事なんです。
私なりにエネルギー効率を研究していく中で、日々バランスよく暮らし、食べるということプラス、酵母が女体にとってかなり助けになってくれる！と体感してきました。

――蝶々さん、確かにいつお会いしてもツヤツヤお元気ですよね。酵母に注目されたきっかけは何でしょうか？

蝶々これも偶然なのです。10年以上前に、ある会社から酵母が送られてきたので、試しに摂ってはいましたが、途中長い間忘れていたんですね。それが、出産してガクッと体力が落ちてしまい、貧血な上に授乳でふらふらしている時ふと思い出して酵母を食べてみたら、本当に体が楽になって！　不思議な感覚なのですが、肉や、カロリーの高いものを食べて、即物的にみなぎる！というのとは違い、酵母では普段の食べ物だけだと補われない微量な栄養素が体の中でつながれたり補われる感じがして。自然に楽になり、おっぱいもめぐってくるようになってきたし、何よりだるさがなくなりました。弱っていたからこそ、酵母のすごさがわかったと思います。

――乳酸菌もコスメに入っていますが、蝶々さんはどのように摂取されているのでしょうか。

蝶々乳酸菌も疲れが取れておすすめですが、ヨーグルトなどの乳製品から摂取しようとしてみたところ、私の体には合いませんでした。体にいいというよりももたれる感じがして。確かに乳の成分がカスとして体に残る感覚があるんです。乳酸菌として働いても、冷たく腸にはびこってしまうかんじがする。
ただ乳酸菌はヨーグルトだけじゃなく、甘酒、天然のぬか漬けや味噌、醤油などにも含まれているそうですね。私は、ふだんから天然素材にこだわった味噌や醤油を使ってお料理したり、夏はぬか漬けだったり、冬は白菜漬けなどを常備してとっています。

そういえば、大ヒット商品となった、口腔浄化ジェル・ラクアーユを共同開発してくださった、スリランカのリトリート＜アーユピヤサ＞オーナーのA氏もだいぶ前から乳酸菌に着目されて、様々な研究をされているそうで、スリランカでそんな話題で盛り上がったこともあります。

新シリーズを考えるにあたって、蝶々さんはすでに「酵母」と「乳酸菌」というイメージをお持ちでした。 開発チームとしては前回の【万田酵素】のように、「スペシャルな酵母」を求めて情報集めにだいぶ苦労をして、3つの成分に出会いました。更に調べていくと、蝶々さんから提案していただいた「酵母」と「乳酸菌」には密接な関係もあり、2つが組み合わさることでより効果を高めあうことがわかりました。 最近は化粧品のみならずサプリメントや食品でも大注目の2つの成分。いち早く「酵母」と「乳酸菌」に注目していた蝶々さんの凄さをあらためて感じずにはいられませんでした。

スペシャル酵母は京都で開発されていた！

――今回メインの【活性酵母】を作られている会社にも取材に行かれたそうですね。

蝶々はい。「本当に酵母が働くコスメに設計してほしい」という要望を出したときに、開発元のフューチャーラボさんが、偶然酵母について最先端の研究をしているファーマフーズさんという会社と縁ができていて、訪問させていただきました。
 会社は京都の嵐山方面にあって、素晴らしく空気がよく、日本人の優秀で幅広い年代の研究員の方々はもちろん、アメリカやブラジル、イタリアなど、世界中から集まったスペシャリストの研究員たちも少なからずいらっしゃり「京都のこんな山奥に！」とびっくりしました。
私も 研究員の坂下真耶さんという女性に案内していただいたのですが、坂下さんは「1日ずっと研究しているんです！」という研究命の方で、活性酵母セレプロンの驚くべき美肌効果についても、顕微鏡で実際に投与後の結果を見せてくださったりして、熱心に解説してくださいました。
彼女が「活性酵母セレプロンは本当に、現代女性の美肌づくりの救世主だ」とおっしゃっていて。ちなみに骨粗しょう症にも効くそうです。そんな特別な成分を今回のコスメに使わせてもらえることになり、「これを万能ベース・メークとしてずっと使っているだけで、80歳とか90歳以上でも、女の人の肌は白くやわらかく綺麗に保てるのでは！」というものができたと思っています。