ジューシィラブ アユールガーデンシャンプー記念対談①

蝶々プロデュース【ジューシィラプシリーズ】に待望のシャンプーが登場しました!
今回は誕生を記念し、開発担当である株式会社フューチャーラボの中村真美さんと蝶々で開発秘話や効果的な使用方法、女性にとっての頭皮ケアの重要性など、じっくり語っていただきました。
加えてゲストで、蝶々担当美容師・ヒラリィこと、美容室Roopsの平川さんから、髪のケア方法もお伺いすることができました。
2回に分けてお送りするスペシャル対談を、どうぞお楽しみください!

制作にいたった経緯&蝶々的シャンプー考

―――まず、シャンプーを作ろうと思ったきっかけをお伺いできますか。

蝶々元々、蝶々シリーズの化粧品(ジューシィラブシリーズ)をフューチャーラボさんで、開発していただいたんです。化粧品にはこういう成分や効果が必要で、ケミカルなものは嫌で、というように、いろいろお願いして具現化してもらって。リリースされて、私自身ももう6、7年使っているんですけど、私にはとても合っていて、たくさんのケアをしなくても基本の洗顔や化粧水、美容液などで肌コンディションがずっといいので、良い設計をしてもらったと思っていました。
反対に、実はシャンプーにはずっと困っていてたんです。NYでオーガニックのものを買ったり、ノンシリコンのシャンプーをネットで取り寄せたり、あらゆるものをいろいろ試して使っていましたが、何かちょっと違うと思っていて。日本製も過不足はないけれど、髪にとってプラスの滋養が特にないなって思っていました。それで、ここ2-3年はタイやスリランカで仕入れたローカルのものをメインで使っていたんですよね。

タイで、インラック元首相が通っているサロンに私も通っていましたが、そこが薬草などの自然の成分を調合して地肌にアプローチしていくヘアケア製品を使用していて。女性でも中年男性でも、白髪も黒くなったりまた髪が生えてくる、というよな話も聞いて、知り合いにすすめたりもしていました。
また、スリランカは国を挙げてアーユルヴェーダが盛んなだけあって、薬効成分たっぷりのシャンプーも多いです。どちらの国のものでも、天然100%のメディカルシャンプーを使っていると、とてもいいんですよね。天然の力って全然違うんですよ。

私の髪は傷みが少なくツルツルしている、って美容師さんにも言われますが、それはお肌と一緒で過剰に痛めないように、なるべく自然に沿ったケアを心がけているからだと思うんです。1回も髪を染めたこともないですし<髪は血余(血の余り)>という説を信じているので、食生活もバランスよくするように気をつけています。

化粧品と同じように、ジューシィラブの髪版で強力なものを作りたいと思ったのは、私が必要というだけではないんですよね。ストレス社会だったり環境が悪くなってきて、この数年間で読者の方々でも知り合いでも、年齢にかかわらず白髪が急にでてきたり、傷みがひどくなったり…髪のことで悩んでいる方が増えてきていて、蝶々シャンプーを作ってほしいという声も高まっていたんです。市販はされていませんが、スリランカで私が一番すごいと思っているパワー感があるシャンプーがあって、それをベースにして日本人仕様にバージョンUPし開発してもらえたら、大人の人がずっとつきあっていける極めつけの薬効シャンプーができるんじゃないかなと思いました。

―――中村さんが最初にシャンプー開発のお話を聞いたのはいつ頃でしたか?

中村さん(以下敬称略)去年の6月です。私はその前は他のチャンネルで発売する製品の開発をやっていたのですが、ちょうど6月に異動になって。蝶々さんからこういうシャンプーを作りたいっていうお話がきているんだけど、というのが今の部署に移ってからの最初のお仕事でした。
でも、とにかくびっくりですよね。あの(蝶々さんからいただいたサンプルの)シャンプー。手に出したときのインパクトがすごくて! 真っ黒なんですよね。黒蜜感があって、それが人工的でないというのが、一目でわかるんですよ。植物エキスだけでここまで着色されたシャンプーは国内で見たことがありませんでした。

蝶々スリランカに行かれたことはありますか?

中村ないんですよ。

蝶々それが、スリランカに私は10年前から通っているんですけど、アーユルヴェーダの施設に行くと本当にいろいろな黒蜜的なオイルが出てきて、それでマッサージすると嘘のように疲れがとけるんです。男の人でも連れていくと、ほんとみんな一週間で、3歳くらい若返って帰るという…。
最近は施設に日本のお医者さんが時々いらっしゃるんですよ。奥さん連れで。「なんでいるんですか?」って聞くと、「正直、日本では疲れがとりきれない」って。「西洋医学だけでなく、本当はこういうこととセットで治療しないと、現代人の疲れや病いは治しきれない。自分がまずここに妻に連れられて年2回必ず来るようになった」などとおっしゃるんです。
元々スリランカでは、欧米の友人たちともよく会うんですが、彼らもアーユルヴェーダをやると、疲れや体の不調がなぜか治るよねと言っている。
だけど誰だってスリランカばかりも行っていられないので、自宅でできるケア製品があったら素晴らしいよねって、よく話していました。

蝶々スリランカってまだ質の高い宝石が出るんですよ。宝石は天然の鉱石で環境の象徴で。まだ自然が生きている証拠だと思います。アーユルヴェーダ施設のホテルで、日本と同じようにほうれん草やにんじんを食べても、こっちの野菜は生きていて、体の中でビビッドに滋養になってくれる、と感じます。日本だと生物の強さが、農薬やその他で60%くらいになってしまっているんですけれど。長い間通っていて知り合いも何名かできたのですが、スリランカの方々は男性や女性も元気で、また歯や爪がすごく強い方が多い、という実感もあったりして。