――――実際のサンプルを手にして、そこからどうやって製作されていったのでしょうか。

中村 開発は、近代化学※さんにお願いしたんですけれど、ヘア製品にとても強い会社さんなんですね。その上ちょうど去年、スリランカ産のシロダーラオイルを近代化学さんが紹介してくださってて。そのオイルを前部署のほうでも使えないかなって検討したんですが、これはちょっと商品化は難しいかなって、見送られていたんです。でも私の中で、不思議なものだなって、諦めきれずあたためていたのが、ここにきてドッキングしました。なにか運命ですよね、これもね。

(※近代化学……ヘアケア商品、スキンケア商品のOEMメーカー。特にヘアケア製品を得意とし、サロンとのつながりも強く、シャンプーなどの洗浄品以外にもパーマ剤やヘアカラーなども手掛けている。1930年創業。)


蝶々 それを言うと、ジューシィラブのコスメには万田酵素が入っているんですが、それも不思議なご縁で決まったんですよね。生物をイキイキさせるのに欠かせない<酵素>を化粧品に使いたいっていうのだけは先にお伝えしてはいたんですけど、当時まだ、どこのものを入れるかは決まっていなかったんです。
その頃私は宮崎のじいと呼んでいる宮司さんの元へ、ご縁があってよく行っていたんですが、ある日じいに「蝶々さん、あなたこれからいろいろな神様の活動をしていくから、万田酵素ってご存知ですか?」って唐突に言われて。聞いたことあるって言ったら、万田酵素の会長さんもここに来てるんです、ってパンフレットを渡されて、「何かあったら使ってやってください」っておすすめされました。
その翌日、東京に帰ってきて、フューチャーラボさんとの(化粧品開発の)打ち合わせに出たら、「(化粧品に入れる酵素が)万田酵素で決定しました」って告げられたんです。それを聞いて、私本当に腰が崩れそうに…。今この対談をしている会議室から、じいに電話で「今、打ち合わせに来たら、万田酵素が使われることが決定したの!」って言ったら、じいが一言簡単に「ご神縁ですなあ」って、その一言で片づけられて。じい、もっと興奮することだよって思ったの(笑)。

広島の万田酵素さんの畑に実際に取材に行って、ほんとに作物がイキイキしているのもわかったし、そのあともそこで採れた野菜や果物をたまにいただくんですけど、めちゃめちゃおいしいんですよ。しかも長持ちする! ここの酵素が入っている化粧水は、まさに生きているコスメだなって、自画自賛のようですがいつも実感させられています。
なので、しかも今度のアユールガーデンシャンプーの薬効成分は、すべてスリランカから直輸入だから・・・もう、本当に強力だと思います。わくわくしています。


――――シャンプーが実際に完成するまでは、何回か試作をしたのでしょうか。

中村 しましたね。サンプルが少量だったんですが、原料はこんなかんじじゃないかな、色や匂いはおそらく植物からくるものかな、というようなことを近代科学さんとつめていって、試作をしてもらったんですよね。(サンプルの)成分がわからなかったものですから、ほんとに使ってみてのかんじで、お互いにあとはアミノ酸系の洗浄成分かなーとか話をしながら。
蝶々さんにお出しする前に何回かやりとりをして、だいたい形にできてきたので、それで見ていただきました。

蝶々 半年くらい前からかな? 試作のものを実際に使わせてもらっていたんですけど、最初の頃は薬効がもっちゃり濃密だけど、なんか泡切れが悪い、匂いに薬草感が強すぎる、しっとりしすぎてしまう、とか、気になることがけっこうあって。そのあと2回くらい改定してもらいました。そして、地肌の血行がよくなるかんじがあり、洗い上がりもいいし薬効感もあって、スリランカからサンプルとしてもってきたシャンプーよりも進んだと実感できたので、これなら商品化に踏み切れると思ったんですよ。


――――ボトルのパッケージは、どのように決定されたのでしょう?

蝶々 いくつか候補をあげていただき、選ばせていただきました。キラキラの化粧品ラインのようなパッケージも候補にあったんですが、今回は、力のある薬効感がちゃんと伝わったほうがいいなって。実力を権太に伝えてくれるように、むしろこの大地のかんじに。ナチュラルな木のイメージや、成分がびしっと入っているのがわかるデザインにしていただきました。

中村 箱のほうはこれから選んでいただくんですけど。何パターンか作ってあります。

(※ 箱デザイン選定の様子も、ページの最後で特別にお伝えいたします!)